『学校文化の史的探究―中等諸学校の『校友会雑誌』を手がかりとして [単行本]Ω』はセカイモンでkJ-000d996108から出品され、46の入札を集めて04月16日 03時 25分に、7,550円で落札されました。即決価格は7,550円でした。決済方法はに対応。富山県からの発送料は落札者が負担しました。PRオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。
目次序 章 学校文化の探求へ(斉藤利彦) 1 学校文化へのアプローチ 2 学校文化の規定要因と本書の課題 3 新たなアプローチと史料論I 学校文化とその表象 第1章 『校友会雑誌』にみる学校文化――表紙の変遷をとおして(斉藤利彦) 1 『校友会雑誌』の表紙から見えてくるもの 2 『校友会雑誌』と印刷文化 3 表紙の変遷にみる学校文化 4 「我々の雑誌は我々のデザインで」 5 「外地」の『校友会雑誌』 第2章 生徒の表現の場としての『校友会雑誌』――制約と可能性(市山雅美) はじめに 1 校友会雑誌の成立と動揺 2 校友会雑誌の編集体制の確立――教員による検閲を中心に 3 日露戦争後の状況 結論 第3章 学校文化に現れた天皇(制)イメージ――『校友会雑誌』における「御大典」・行幸啓の表現から(茂木謙之介) はじめに 1 想起・共有される天皇(制)――「御大典」記念号における天皇(制)イメージ 2 接触・経験される天皇(制)――昭和戦中期青森における秩父宮表象をめぐって おわりにII 学校文化における相剋の諸相 第4章 学校紛擾における要求実現のための生徒の行動様式――同盟休校と決議文を中心に(市山雅美) はじめに 学校紛擾の位置づけと定義 1 同盟休校 2 学校紛擾の原因と生徒の要求 3 学校紛擾における生徒たちの戦略 結論 教師対生徒の図式を超えて――学校文化と学校紛擾 第5章 拮抗する青年論――明治後期中学生による応答の諸相(森田智幸) はじめに 問題の所在と方法 1 青年批判言説の広がり 2 学校による「生徒管理」の強化 3 中学生による論理の共有 4 中学生による論理の拒否 おわりに 学び手の声を聴くIII 校風と学校文化 第6章 実業学校『校友会雑誌』にみる青年の社会観・実業観(井澤直也) はじめに 1 実業学校「校風」育成の場としての『校友会雑誌』 2 商業学校の実業観・青年観 3 工業学校の工業観・青年観 4 農業学校の農業観・社会観 おわりに 第7章 高等女学校の校風文化と卒業生――大正から昭和期の跡見女学校(歌川光一) はじめに 1 跡見女学校という考察対象 2 マス・メディアにおける跡見女学校 3 在校生の身装観 4 校風文化と卒業生 おわりにIV 生徒文化の多様な展開 第8章 自伝にみる師弟関係――『私の履歴書』の分析から(稲垣恭子) はじめに 1 『私の履歴書』と「先生」の思い出 2 さまざまな思い出の語りかた 3 各「界」における思い出の特徴 おわりに 第9章 近代日本の学校文化と文芸活動――『校友会雑誌』という磁場(斉藤利彦) 1 石川啄木の場合 2 芥川龍之介の場合 3 萩原朔太郎の場合 4 文学者の出発と『校友会雑誌』 5 野間宏の場合 6 『校友会雑誌』における文芸欄 7 文芸活動の具体相 8 文芸部の位置づけをめぐって 第10章 創作活動のアジール――昭和戦前戦中期盛岡中学校『校友会雑誌』短歌欄・短歌作品の分析から(茂木謙之介) はじめに 1 昭和戦前・戦中期の歌壇状況 2 表現における規範 3 戦中期『校友会雑誌』短歌の諸相 4 規範としての教師 おわりに 第11章 高等女学校における教師と生徒による音楽活動――『校友会雑誌』上における表現を手がかりに(古仲素子) はじめに 1 高等女学校における音楽の重視 2 学校設立初期における教師の音楽に対する意識とその指導 3 音楽活動に関する生徒の意識とその表現 おわりにV 帝国日本と学校文化 第12章 大陸への修学旅行と帝国日本(井澤直也) はじめに 1 先行研究と本章の位置 2 商業学校における「満鮮(韓)支」修学旅行の端緒 3 行商としての「満鮮(韓)支」旅行 4 旧制中学校の「満鮮(韓)支」旅行 5 紀行文に見る中等諸学校生の社会・文化意識 6 「満鮮(支)」修学旅行と学校文化 第13章 中等諸学校生徒のアジア認識の生成と相克――台北第一中学校,台北第二師範学校,京城公立中学校,新京中学校(梅野正信) はじめに 1 台北州立第一中学校学友会雑誌言説にみるアジア認識の生成過程 2 台北第二師範学校,京城公立中学校,新京中学校生徒の『校友会雑誌』にみるアジア認識 3 アジア認識の相克,そして「揺れ」 終章 学校文化研究の今後の課題と展望(市山雅美) 1 学校文化を巡る対立・葛藤 2 学校外の文化と学校文化 3 学校文化の構造 4 今後の課題 5 近代日本と学校文化――学校文化と自己形成あとがき(斉藤利彦)執筆者紹介/索引 出版社からのコメントストライキする学生、制服と女生徒、まだアマチュアだった文豪たち――生徒は戦前の学校をどう生きたか、校友会雑誌に探る。内容紹介戦前の中等教育における『校友会雑誌』を発掘し,内容を検討することで浮かび上がる群像……ストライキする学生,制服と女生徒,まだアマチュアだった文豪たち――初等と高等,公的カリキュラムに焦点をあててきた従来の教育史の狭間を埋め,生徒たちの多彩な生を描き出す.著者について斉藤 利彦 (サイトウ トシヒコ)斉藤 利彦斉藤利彦:学習院大学文学部教授
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