残業代請求の理論と実務 新版 [単行本]Ω

要旨（「BOOK」データベースより）大幅改訂！最新の最高裁判決（２０２０年）と学説動向を分析。最先端の理論で、残業代請求実務がさらに確実に。残業代計算ソフト「給与第一」「きょうとソフト」解説付き。目次はしがき第１章　割増賃金制度の概要　第１　割増賃金の制度趣旨　第２　割増賃金制度の基本構造　第３　割増賃金制度と労働契約の関係（割増賃金の範囲）第２章　法定外の方法による割増賃金の支払い　第１　「固定残業代」の意義　第２　固定残業代の「メリット」論　第３　固定残業代の制度の由来の検討　第４　固定残業代に関する学説の検討　第５　判別要件の意義　第６　判別要件と関連概念の関係　第７　対価性要件による判別要件の補充　第８　日給制における具体的判断基準　第９　時給制の賃金における判別要件の関係　第10　請負制の賃金における判別要件の具体的判断基準　第11　訴訟における主張立証のポイント第３章　労働時間とその立証　第１　「労働時間」の意義　第２　労働時間の立証責任とその軽減　第３　労働時間を証明する様々な証拠　第４　訴訟上の主張立証のポイント第４章　残業代の計算　第１　賃金単価の算出　第２　時間外労働等の時間数の算出方法　第３　割増賃金の計算第５章　計算ソフトの活用　第１　開発経緯　第２　ソフトを使用するうえでの共通した留意点　第３　給与第一の使用方法　第４　きょうとソフトの使用方法第６章　相談から請求まで　第１　時効の中断　第２　証拠の類型、使用方法、入手方法　第３　打ち合わせで順次確認すべき事項　第４　請求第７章　頻出論点での主張立証のポイント　第１　問題の所在　第２　労働者性　第３　変形労働時間制　第４　事業場外のみなし労働時間制　第５　裁量労働制　第６　管理監督者（適用除外）　第７　他の適用除外　第８　週44時間制の特例　第９　付加金関連条文判例一覧内容紹介好評書『残業代請求の理論と実務』（2018）を全面改訂し、内容がさらに充実。残業代請求の第一人者である著者が、最新の最高裁判決と学説の理論状況を丁寧に分析。より精緻で正確な請求実務が求められるようになった現場に対応するための１冊。著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）渡辺 輝人(ワタナベ テルヒト)１９７８年生まれ。弁護士。千葉県立小金高校卒業後、上智大学法学部に進学。大学卒業後、２００５年弁護士登録（京都第一法律事務所所属）。日本労働弁護団全国常任幹事。過労死弁護団全国連絡会議所属。日本労働法学会会員著者について渡辺輝人 (ワタナベテルヒト)1978年生まれ。弁護士。千葉県立小金高校卒業後、上智大学法学部に進学。大学卒業後、２００５年弁護士登録（京都第一法律事務所所属）。日本労働弁護団常任幹事。過労死弁護団全国連絡会議所属。残業代計算Ｅｘｃｅｌ「給与第一」開発者。労働者側の立場で賃金請求のみならず解雇、雇い止め、労災・過労死などの事件を扱う。Ｙａｈｏｏ！個人ページで時事エッセイを執筆するなどインターネット上でも活動している。